「第30回 病診連携Wの会」世話人会報告

(2006.10.30更新)

第30回病診連携Wの会総会を前に、その準備世話人会が平成18年10月25日開催された。
先ず第29回総会の反省について、各自の意見が述べられた。今回は外部講師を招いた画期的企画であったが、演題も医療改正に伴った今後の医療について述べられ、多くの感銘を与えた。質疑応答も活発になされたが、出席者からは、質疑の時間が、なお不足であったと言う意見が多かった。今後もこのようなシンポジウム形式での適時の実施が要望された。
次いで、第30回を迎えて、演題が討議された。
まず、「Wの会の軌跡を振り返って」、今後の会の発展を望む演題が提案された。
つづいて、現在懸案になっている済生会神奈川県病院と済生会東部病院について、どのような連携形態が可能で、計画されているか、その経過と現状についた説明されることが要望され、さらなる意見の交換を通して、相互理解と連携への模索が討議事案として提案された。
東部病院も開院目前となり、整備されつつあるが、東部病院の性格からは、横浜市の中核病院計画に則ったものであり、地域医療圏重視の思想に準じて、より良い医療を提供する事が期待されている。「Wの会」も既に一病院単位の連携から、地域医療の観点から、広く地域の各種専門領域の病院と分科会を作り活発に連携しているが、東部医療圏の一員としての選択肢として、今まで果たしてきた済生会神奈川病院の素晴らしい役割に準じて、良質な医療の提供と連携が要望され、その実現に可能な限りの努力を期待したい。
出席者からも、この機会にさらなる連携医療の発展が期待された。
世話人一同


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